川崎フロンターレのDF山根視来(28)が4日、都内でスポーツエンターテインメントアプリ「Player!」の高校サッカー応援企画にゲスト出演し、新シーズンへの意気込みを語った。

1月21日のキリンチャレンジカップ・ウズベキスタン戦の日本代表に選出されており、例年より公式戦が早い。昨季終了後、9日間はベタ休みで家族と旅行に出かけたが、昨年末から早くも新シーズンに向けて体を動かしている。「僕は毎年、結構早くから動きだすタイプ。ベタ休みしちゃうと、体が全然起き上がらなくなるので。今年は、強度とかは例年より上げてやっています。今日も朝、走ってきました」。今年は4年に1度のワールドカップ(W杯)イヤーで「今までのW杯とは明らかに自分がいる場所は違う。そこは強烈に意識して1年間過ごしたい」と意欲を見せた。

昨季からスパイクをアシックスに変えてピッチに立つ。「足に入れたときのフィット感とボールタッチの柔らかさは抜群」。試合では4足持参し、すべてに足を通し、その日、最もフィット感を感じたスパイクで試合のピッチに向かうのがルーティーンだ。自主トレーニングのランニングでは、今年の箱根駅伝で多くのランナーがはいて話題になったシューズをはいて走っている。「走っている感覚が全然違いますよ。結構楽しく走っている」。箱根のランナーのように、夢のW杯へ向かって山根が走り始めている。