J2アルビレックス新潟が15日、新潟市で行われた後援会主催のオンライン激励会に参加した。再入国後の隔離中のDFトーマス・デン(24)を除く28選手と全スタッフが出席。プロ2年目のFW小見洋太(19)は「1ゴール1ゴールを積み重ね、チーム内得点王を目指す」と宣言した。

リーグ戦初ゴールを狙う小見が、DF千葉和彦(36)からのアシストを受けて新シーズン開幕前に“結果”を出した。千葉は今冬の全国高校選手権で流通経大柏(千葉)DF田口空我(3年)がPK戦で見せた「39秒PK」を引き合いに、昌平高(埼玉)時代に同様の助走スタイルからPKを決めた小見にその「秘技」を披露するようにリクエスト。小見は相手DFに倒される場面からゴール後の投げキスまで真顔で演じ、笑いを誘った。

小見はイベント終了後、「千葉さんに感謝。(笑いの)ポテンシャルは少し出せたかな」と自己分析。高校時代のローファーを着用しているためチームメートからは「そろそろ靴を買えと言われている。少しずつそろえないと」と頭をかいた。17日の高知での1次キャンプに向け「勝負の年。結果を出さないと生き残れない。自分の良さをしっかりアピールしたい」と力を込めた。【小林忠】