ヴィッセル神戸DF槙野智章(34)が、古巣相手に劇的な同点ゴールを決めた。

浦和は後半13分にFW明本がレッドカードで一発退場となり、1人少ない状態。FWの江坂を下げて5バックで守りを固めていた。

浦和の1点リードのまま迎えた後半42分、途中出場したFWイニエスタの左クロスに、DF槙野がヘディングで合わせてゴール右へ押し込んだ。昨季までの本拠地でのゴールに喜びは爆発。サポーターは敵となった「お祭り男」のシュートに静まり返っていた。槙野は「バスでもずっと外を見て(会場に)入った。街並みを見ても好きな街。待ち遠しく楽しみにしていた」と、古巣でのゴールに笑顔を見せた。

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浦和は神戸に先制を許しながら、前半12分にMF松崎、同19分に柴戸のゴールで勝ち越しに成功していたが、10人でリードを守り切ることは出来ず。なんとか引き分けで持ちこたえた。