Jリーグは28日、22年度の第2回理事会を開催した。3月15日に4期8年の任期満了となり、在任中最後の理事会を終えた村井満チェアマンが、「今後への想い」として声明を出した。
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全文は以下の通り。
「安心安全な地域があって、そして安寧な社会があって、はじめて私たちはスポーツを楽しむことができます。
東日本大震災や熊本地震の影響下では試合を開催することは困難なことでした。
また集中豪雨や台風の影響のたびに試合の中止を判断してきました。
さらに新型コロナウイルスの状況を見極め、対策を講じるには4か月にわたる中断を要しました。
今日現在でも、世界では紛争や戦争状態の地域がありますが、とてもスポーツを行える状況にありません。
スポーツを楽しむことができる日常の有難さに感謝し、世界の平安を願うものです。
また、スポーツが行える日常の中でも、暴力や暴言、差別などは許されるものではありません。
そうした非人道的な行為は個人、組織、国家を問わずJリーグはこれからも断固として反対していく所存です」