日本サッカー協会は10日、パワハラ問題があったJ2東京Vの永井秀樹元監督について、Jリーグの監督に必要で、最上位のS級指導者ライセンスを1年間停止する処分を決めた。

永井氏は昨季途中の9月1日に突然辞任。その後、Jリーグが調査を行い、12月24日にパワハラ行為があったことを認定した。本人はすでに辞任していたため処分はなく、クラブに罰金100万円とけん責が課された。

Jリーグから報告を受けた日本協会で話し合われ、1年間のS級ライセンス停止が決まった。同ライセンスがなければ、Jリーグの監督を務めることはできない。

期間は21年12月24日から22年12月23日まで。また同協会が指定する研修と社会奉仕活動への参加も課された。