今季J1リーグでアウェー3連勝中のセレッソ大阪が、17日の第9節は敵地でのアビスパ福岡戦に臨む。

4月2日には川崎フロンターレに4-1で大勝するなど、今季J1の敵地戦は3勝1分けで、ルヴァン杯を合わせると5勝1分けと圧倒的な強さを誇る。

一方でJ1のホームは2分け2敗と未勝利が続く。典型的な外弁慶ぶりを発揮し、この法則でいけば福岡戦も優位に戦えそうだ。

昨季の1年間、福岡に在籍したブラジル人FWブルーノ・メンデス(27)は「福岡が、どういう形でやってくるかは分かっており、その中でうまくやっていければ。100%のプレーをしたい」と、今季2点目&勝利を誓った。

FW陣には既に3得点の山田や、前節初得点の加藤ら若手がひしめき、Jリーグで実績のある助っ人でさえ特別優遇はされない。メンデスは「練習で競争に勝ち残った者が試合に出るので(その選手が)点を取れている」と説明する。

小菊昭雄監督(46)もホームで未勝利という現実には「申し訳ないと思っている」としながらも「ぶれずに自分たちのサッカーを積み重ねていきたい。1つずつ大事に戦っていきたい」と決意した。福岡に勝てば今季J1で初の連勝になる。