浦和レッズが9試合ぶりの黒星を喫した。前節21日鹿島戦までJ1タイ記録の7戦連続ドローとなっており、3月19日ジュビロ磐田戦で勝利してから8戦連続で勝ち星をつかめていない。

前半24分にMF小泉がゴールを決めるも、VAR判定でオフサイドを取られて取り消し。後半17分に相手の左クロスをペナルティーエリアで阻止したMF関根が、VAR判定でハンドを取られ、先制のPKにつながった。

リカルド・ロドリゲス監督(48)は「ここまでなかなか、ゴールが入ってもVARで、祝った後の取り消しが何度も続いている。チャンスは続いているけど、ゴールに結びついていない。失点はアクシデント。数センチのところでPK与える形になってしまった」と苦しい現状を振り返った。

前半途中には、FWユンカーが相手との接触から足を気にするそぶりを見せた。前半はそのままプレーを続けたが、後半から大事をとって途中交代。「ユンカーも少しケガをしてしまって、前半やれていたところ、良かったところが停滞する形があった」。

試合を優位に進めながら、流れが向かない苦しい状況が続く。中2日で迎える28日の次節福岡戦で、なんとか悪い流れを断ち切りたい。