今季初の2連勝を目指すヴィッセル神戸のメンバーが発表され、主将のMFアンドレス・イニエスタ(38)が、9試合連続で先発のピッチに立つことになった。

今季4人目となる神戸の指揮官となった吉田孝行監督(45)が、2-0で初陣を飾った2日のサガン鳥栖戦では、イニエスタは85分間プレーし、この日の清水エスパルス戦は中3日という強行日程だった。

吉田監督は、前日5日の取材でイニエスタについて「確かに年齢もあるし、ずっと出るのは難しい」と、どこかのタイミングで先発や出場回避を示唆。その判断について「自分には難しい選択ではなく(イニエスタと)コミュニケーションはとれているし、彼が疲れていたら使わない。できる状況なら彼の力は必要。そこだけ」と答えていた。

この日の試合は、最下位神戸が17位清水に勝てば、神戸が17位に浮上できる重要な一戦。FW大迫勇也(32)の先発復帰は見送られ、2試合連続でベンチスタートとなった。