ガンバ大阪のブラジル人FWレアンドロ・ペレイラ(31)が17日、オンライン取材に応じた。

残留争いの直接対決となる、18日のヴィッセル神戸戦(ノエスタ)に向けて「この試合の大事さは、みんな感じている。直接対決なので、勝つことで自分たちの状況が少し有利になる」と意気込んだ。

残り5試合のG大阪は残留圏15位、同6試合の神戸は入れ替え戦に回る16位にいる。両者の勝ち点はわずか1差で、残留へは勝利が求められる。

片野坂前監督時代は、事実上の構想外だったLペレイラは、8月中旬に松田監督が就任後は全5試合に出場し1得点。

今季通算19試合3得点のストライカーは、前節FC東京戦に続いて先発が確実視され、「東京戦は点を取れなかったのが修正点だが、練習から意識しているので、ゴールは生まれると信じてやっていく」。チームを3試合ぶりの勝利に導く、自身5試合ぶりのゴールを誓った。

LペレイラはJ1通算90試合29得点を誇る本格派ストライカーで、サンフレッチェ広島時代の20年は15ゴールを記録。期待されてG大阪に加入した21年は5得点に終わり、今季もここまで3得点。

ただ、ブラジル人FWの特長や気質を理解する松田監督の就任で、2勝1分け2敗と勝ち点を稼ぎ始めており、流れが変わろうとしている。