JFL鈴鹿ポイントゲッターズのFWカズ(三浦知良、55)が、過酷な3連戦を乗り切った。右太もも痛から4日に復帰したカズは、この日のホンダロック戦後半43分に交代出場。チームは0-1で11日高知戦、14日ホンダ戦に続く3連敗で「悔しい」と言いながらも「調子は上向き」と話した。
台風14号が接近する中、当初の午後3時開始が同2時→正午と2回も変更された。宮崎入りは大阪から空路だったが、帰りの便は欠航。宮崎から新八代までバスで移動し、新幹線で新大阪まで行き、そこからバス。「帰れない可能性もあった」と三浦泰年監督が話すほどギリギリの大移動だった。
高知は往復バス移動。カズはケガ再発のリスク回避のために別の大型車で移動したが、それでも12時間の強行軍だった。静岡・エコパでのホンダ戦は往復6時間、この日は往路5時間半、復路9時間半。1週間で33時間の大移動にも「試合出場時間が短いから平気」とカズは笑顔で話した。
ブラジル時代はバスで24時間の移動もあった。「試合が待っているから楽しいし、苦にならない」と話したことがあるが、それは20歳前後の話。55歳の体には負担があるに違いない。もっとも「試合が楽しみ」という気持ちは35年たっても変わらない。「水曜土曜とか、いいよね」。ケガで3カ月半試合から離れただけに、過酷な移動の連戦も楽しそうだった。【荻島弘一】



