サンフレッチェ広島は前身東洋工業時代以来、53大会ぶり4度目の優勝はならなかった。

J発足後6度目の決勝はまたも敗れ、ルヴァン杯を含めてカップ戦決勝は8戦全敗。スキッベ監督は「優勝、おめでとう。(J2とJ1の)差はほとんどない」と甲府を称賛。前半は球際で劣勢に立ち、延長後半はMF満田がPKを失敗し、勝ち越せなかった。PK戦で唯一失敗したMF川村を含めて指揮官は「責任を感じたりすることはない」とかばう。C大阪と対戦する22日のルヴァン杯決勝へ「負けても立ち上がらなければいけない」と再起を誓った。