札幌光星が5年ぶり4強入りを果たした。前半4分、FW川合流央(3年)が前日16日の2回戦札幌第一戦(2○1)からの2戦連発となる先制ゴールを決めた。「フリーだったので落ち着いて打つことができた」と笑顔を見せた。

父は元コンサドーレ札幌FWでJFL時代の96年にチーム最多得点を挙げた川合孝治氏(52)。今大会に向けて「ちゃんとゴール前に入って行けよ」とエールを受けた。「最後の大会なのでいつも以上に頑張りたいと思う」と気合十分。夏の全国総体では富山第一との1回戦で得点を挙げ、1-0での勝利に貢献した勝負強さがある。81年以来の全国選手権に向けて「全部大事な試合。1つ1つ頑張りたい」。まずは札幌創成との準決勝に向けて集中する。【保坂果那】

▽準々決勝

北海1-1(PK4-3)旭川実【北】金田【旭】長谷川

北海道大谷室蘭4-1北星学園大付【海】市川2、伊藤、小川【星】若松

札幌光星2-0酪農学園大とわの森三愛【札】川合、池田

札幌創成2-0駒大苫小牧【札】大坂、立沢