来季J2の清水エスパルスは11月30日、DF立田悠悟(24)とDF片山瑛一(31)がJ1柏レイソルに完全移籍すると発表した。DFラインの主力だった2人の流出はチームにとって痛手となる。

立田は今季リーグ戦26試合に出場。若きDFリーダーとしてチームを引っ張ってきた。中学時代からクラブの下部組織で育ち、17年のトップ昇格後は6シーズン在籍。立田はクラブを通じて「間違いなく、清水エスパルスは自分の全てだったし、かけがえのないクラブです。だからこそ、エスパルスで培ったものをさらに伸ばし、自分なりの道を切り開いていきます」などとコメントした。

片山は今季31試合に出場。2シーズン在籍した清水を離れ、新天地でのプレーを選んだ。片山は「エスパルスのエンブレムを背負い戦って得た自信や誇りを胸に、また新しい場所で覚悟を持ってチャレンジしていきたいと思います」と決意を新たにした。

また11月29日には、中央学院大学GK阿部諒弥(4年)の来季加入が内定したと発表した。身長193センチの大型GKはクラブを通じて「清水エスパルスという歴史あるチームの一員になれる事を大変うれしく思います。プロサッカー選手になった事がゴールではありません。これから沢山の事を吸収し、決しておごる事なくチームのために努力しますので、応援よろしくお願いします」などとコメントした。