背番号「10」の誇りを持って戦う。モンテディオ山形MFチアゴ・アウベス(26)は今季、背番号を「20」から「すごくきれいな背番号」と語るエースナンバー「10」に変更した。開幕からの2戦は途中出場ながら、得点する勝負強さを発揮し、勝利に貢献した。4日磐田戦で3戦連続ゴールを狙うチアゴは「何か特別なことをするというような重みを感じていない。山形の背番号10を誇りに思いながら、これからもプレーしたい、チームに貢献したいと思います」と胸を張った。
プレッシャーがあるとすれば「昨日の自分を超えたい」という思いだけだ。チアゴは「昨日より今日。ハードワークして、試合に出場できるチャンスがあれば、それに応えられるようにいつも通りのプレーをする」と自らに言い聞かせている。昨季、チームは3年ぶりにプレーオフ(PO)出場を果たしたが、2回戦で熊本と2-2で引き分け、J1参入PO決定戦進出を逃した。その悔しさを晴らすため、ハードワークを日々、怠ることはない。
「僕たちがやるべきことは『次の試合がシーズン最後の試合』という気持ちで準備し、戦っていくこと」。昨季の悔しさが、この思いを一層強くしている。「残った選手は去年、悔しい思いをしている。その思いから得た経験はたくさんある。同じ経験をしないように取り組めば自然に優勝、昇格に近づけると思います」。山形の10番が、昨日より今日、今日より明日と成長を続け、目標の「J2優勝、J1昇格」に近づいていく。【濱本神威】



