ガンバ大阪は26日、公開練習を行い、29日のアウェー鹿島アントラーズ戦に向けて調整した。

前節の横浜FC戦で、試合当日に胃腸炎によって出場を回避していたMF石毛秀樹(28)は全体練習に参加。

「すぐに治った。自分としては次の試合はいけます」と復調ぶりをアピールした。

23日横浜FC戦は、圧倒的に攻め込みながらも勝ち越し点を決められず、1-1のドローに終わった。中継映像で確認した石毛は「勝てるチャンスが明らかに多くて、勝ち点3を取りたかった試合」と振り返った。

決定機を多くつくった中でも、課題はあると感じている。「楽なところにしかポジションを取れていないことがある」。ゴール前に人数をかけながらも、相手を動かして崩し切れてないという。

「みんなが『点を取れる場所』に行くことが多い。ゴール前でつぶれ役になる選手も必要。止まってもらおうとすることが多いけど、セカンドボールへの反応も必要だし、自分は止まらないよう意識している」と石毛。外から試合を見ることであらためて確認できたチームの課題を、自身の動きで改善する考えを示した。