川崎フロンターレがサガン鳥栖に1-0で競り勝ち、リーグ戦の今季ホーム初勝利を手にした。

DF高井幸大(18)がフル出場し、チームの2試合連続無失点勝利に貢献。U-20W杯アルゼンチン大会(5月20日~6月11日)の日本代表メンバーの発表を翌日に控え、猛アピールした。

192センチの恵まれた体格に、川崎Fアカデミー仕込みの確かな足元の技術、戦術眼が魅力だ。相手に寄せられながら中盤に鋭い縦パスを何度も差し込み、チャンスの起点になった。「何シーンかいいところありましたし、いいところ見えている」と胸を張った。

高卒1年目。開幕直後からDFラインにけが人が続出したチームにあって、4月15日の名古屋戦からリーグ戦5試合連続のフル出場。すっかり主力に定着し、18歳とは思えない落ち着きで、チームに安定感をもたらしている。

世代別に限らず、日本代表を見渡しても190センチ超えのセンターバックは少ない。目標の選手はいないというが「(オランダ代表でリバプール所属の)ファン・ダイク選手(196センチ)のような安定感のあるドシッと構えている選手になりたい」。

U-20代表の冨樫監督も見守った試合で、攻守にハイパフォーマンスを披露。「まぁ…入ったらうれしいかなっていう感じですね」とドシッと構えてメンバー発表を待つ。

3月のU-20アジア杯で先発出場は2試合にとどまったが、帰国後、一気に自信をつけた。「今はJリーグ出られているっていう自信がある。前よりも自分が自分がっていう気持ちがいいところなんじゃないかな」。

鬼木監督は高井の長所をビルドアップだとし、「それはどこへ行っても自分たちのチームだけじゃなくても必要なところ」とエールを送る。「川崎のファン・ダイク」が自信を胸に世界に打って出る。【佐藤成】

◆高井幸大(たかい・こうた)2004年(平16)9月4日生まれ、横浜市出身。リバーFCから川崎FU-12入り。U-18時代の22年2月にプロ契約。同年4月18日のACLグループリーグの広州戦でデビュー。趣味はゲーム、YouTubeで、よく見るのは東海オンエア。192センチ、84キロ。血液型A。

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