日本協会は22日、週明けの26日から使用する新オフィスの内覧会を行った。現在の東京・文京区の自社ビル・JFAハウスを売却し、同区内のトヨタ自動車東京本社ビルに引っ越す。

同ビルの4~7階の4フロアを使用する予定で、ワンフロアの床面積は約300坪で、現在使用のJFAハウスより半分以下のスペースとなる。

6階は会長室や役員室などで、5階は事務局が入る。フリースペースで職員250人の約8割が収まる机と椅子の数で、協会職員は「全員が同時に仕事をすることはないと思いますが、仮に全員が集まると、テーブルが足りなくなります」と話した。

事務局には大型テレビなども設置しており、職員が集まってサッカー中継を観戦することができる。7階には会議室が12室で理事会などが行われる。4階はFリーグやJFLなど関連団体が入る。窓からは東京ドームが見える。まだ事務機器などの搬送はほとんどされず、今週末に集中的に引っ越し作業に入る。

日本サッカー協会(JFA)が、02年9月に念願の自社ビルのJFAハウスを持ってから約21年。同ビルで最後の理事会をこの日に開き、新たに仮住まいをスタートさせる。