後半開始から途中出場した横浜F・マリノスMF宮市亮が2得点を決め、存在感を発揮した。

18日の前日会見に相手FWの前田大然と出席し、「スピードスター対決」が注目を集め、その前田が前半だけで3得点をあげる活躍をベンチから見届けた。「(前田は)前半からもう本当に脅威になってましたし、実際に3点とって、本当にどの場面でも脅威になるっていうのをすごく僕は前半見てましたけども、改めて素晴らしい選手だなっていう風に思いました」と元チームメートを絶賛した。

自身は先月に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがから復帰したばかり。親善試合とはいえ、復帰後最長となる45分間プレーした。「個人的には、意外に動けてたかなっていうか、まあ、徐々に徐々に起用してもらって、段階を踏んでこうやってもらってたので、また改めてやっていきたいかなっていう風には思います」とうなずいた。

試合を通して「プレー時間を伸ばしていくっていうところで、コンディション的にも重要な期間になると思ってましたし、チームとしても、プレスを前からかけて自分たちがやりたいようなことが、浸透してできていたのかなっていう風には思います」と個人、チーム両方で手応えを感じていた。

次はイングランド、欧州王者のマンチェスターシティと戦う。チームは天皇杯で町田ゼルビア、リーグ戦で川崎フロンターレに敗れるなど、やや調子が下がっている。「しっかりここでチーム一丸となって、また自分たちのサッカーを貫くっていうところで、しっかりチームとしていい機会にしていきたいなっていう風に思います」と対戦を心待ちにした。