ガンバ大阪が、川崎フロンターレを相手に12年以来のシーズンダブル(2戦全勝)だ。後半ロスタイム6分のMFダワンの劇的ヘッドでリーグ3連勝を飾り、5月末からの無敗記録を8に伸ばした。

壮絶な試合だった。MF石毛秀樹がゴール前で冷静に二アに打ち込んだ先制弾などで前半を終えて3-1とリードを奪ったが、後半は試合展開が一変した。後半26、30分と立て続けに川崎F・MF瀬川祐輔にゴールを奪われ一気に同点とされた。

ここで崩れないのが好調のガンバだ。FW宇佐美貴史、FW食野亮太郎、FW鈴木武蔵を同時投入し、前線のプレッシングを活性化させ、川崎Fをの流れをせき止めた。ダニエル・ポヤトス監督は「2失点したのは私の責任」と反省も、切り替えて手を打った。「守備への切り替えのところを交代選手を使いながら狙っていこう」と3枚替えで守備からリズムを作った。