サッカーJ1のサンフレッチェ広島は7日、不祥事で逮捕された普及部所属のコーチを、同日付で契約解除としたと発表した。

仙田信吾社長に月額報酬の10％を1カ月自主返納など、クラブの責任者3人にも処分を決めた。

クラブによると、当該コーチは7月31日に広島県青少年健全育成条例違反で広島県警に逮捕され、8月2日に処分保留のまま釈放されている。

同クラブは公式ホームページでも公表し、「当人と面談し事実確認の上、プロサッカークラブのスタッフとして、この不祥事が社会に与えた影響の大きさに鑑み、今回の処分に至りました」と説明した。

また、「被害に遭われたご本人様、ならびにご家族の皆さまに多大なご迷惑とご心痛をおかけいたしましたこと、改めて深くおわび申し上げます」と謝罪。「2度とこのような事案を起こさないよう、従業員に対する監督・指導を徹底してまいります」としている。