横浜F・マリノスが敵地で山東(中国)に勝ち、大会初勝利を挙げた。

9月29日のヴィッセル神戸戦からスタメン6人を変更。前半37分に決勝点を決めたのはMF水沼宏太だった。FWエウベルがMF南泰熙(ナム・テヒ)とのワンツーで抜け出しての左クロスに、右足を合わせて蹴り込んだ。

元ベルギー代表FWフェライニら前線に強烈な個を擁する山東を相手にピンチもあったが、シュートが2度ポストを叩くなどツキもあり、無失点のまま試合終了。

大きな1勝に、水沼は「どアウェーでしたけど、みんながどれだけACLを大事に思っているか、ピッチでこれを示すことができた」と喜びをかみしめた。そして多くのサポーターが駆けつけたことにも感謝し、「一つ一つ勝ち上がっていきたい」と誓った。

大会開幕戦となった9月29日のホーム仁川(韓国)戦は2-4と黒星スタートとなっていたが、勝敗を五分に戻した。