首位の筑波大と2位の流通経大の「茨城ダービー」は、筑波大が3-0で勝利し、勝ち点差を「4」に広げた。
筑波大のU-22日本代表MF角昂志郎(3年)が先制点をアシストした。アジア大会から8日に帰国。休む間もなく先発すると、前半37分に右コーナーキックから精度の高いクロスを供給してゴールにつなげた。
サッカーをしたい気持ちを抑えきれなかった。アジア大会では先発したミャンマー戦で1得点。北朝鮮戦と決勝の韓国戦は出場機会はなかった。帰国するとすぐに練習に参加したという。後半23分までプレーし、「今日の試合で疲れを実感したけど、思いはアジア大会前よりは燃えているなというのはあります。ゴールを取りたかったけど、勝利に貢献できたので。特別な1試合になった」と振り返った。
アジア大会ではプロ選手が12人、大学生が10人だった。当初は、プロ選手と大学生で関わり方の難しさがあったという。大岩剛監督からは「日の丸を付けたらピッチの上では大学生もJもない。覚悟を持ってプレーしろ」と言われた。試合を重ねるごとに、徐々にサッカー以外の話もするようになり、コミュニケーションが深まっていった。角は「ちょっと時間はかかったかもしれないけど、最後の決勝に向けた雰囲気は、初日からは考えられないような感じだった」と振り返った。
決勝は出場機会はなく、本気の韓国をピッチの中で感じることは出来なかった。「途中交代でも、1選手として、ピッチに立ちたかった」と率直な思いを口にする。悔しさも残るが、先発した香港戦で自分らしいプレーが出せたことで、自信も付けて戻ってきた。
さらなる高みを目指す気持ちは高まった。「また、日の丸をつけてプレーできるように、現状に甘えないようにして、筑波大で意識高くやりたい。アジアで学んだことを筑波で続けて、いつ呼ばれてもいい準備はしていきたい」と力強かった。



