モンテディオ山形は1日、DF川井歩(24)、FW藤本佳希(29)との契約更新を発表した。川井はリーグ戦32試合出場1得点、藤本はリーグ戦38試合で10得点を挙げ、攻撃陣をけん引。今年も得点源としての期待がかかる。

昨年末には昨季主将を務めたMF南秀仁(30)、GK後藤雅明(29)、DF吉田泰授(23)と契約を更新。さらに徳島からDF安部崇士(26)、横浜FCからMF坂本亘基(24)、群馬から岡本一真(20)を完全移籍、G大阪からMF杉山直宏(25)を期限付き移籍で獲得した。安部は昨季28試合で3得点、岡本は30試合4得点(いずれもリーグ戦)の成績を残している。

そして、MF田中渉(23)が鹿児島に期限付き移籍、鳥栖に期限付き移籍していたDF坂本稀吏也(20)の復帰が決定。12月30日にはDF野田裕喜(26)の柏への完全移籍を発表した。野田は19年から5シーズン、山形に在籍。コンスタントに試合に出場し、チームの軸を担った。野田はクラブを通じ「レンタルで山形に来た時から根拠のない自信だけはあり、自分が山形をJ1に上げるという強い意志を持って4年半過ごしてきましたが、このクラブの目標を達成できずに移籍することを申し訳なく思います。どんな時も自分の背中を押してくれて、素晴らしい雰囲気をつくってくれるサポーターの前でプレーできたことは本当に幸せでした」とコメントした。