全国高校サッカー選手権決勝が8日、東京・国立で行われる。4度目の優勝を狙う青森山田と、初の決勝進出を果たした近江(滋賀)との対戦。キックオフ前に、「琵琶湖の海賊軍団」近江イレブンに全国から“支援のお宝”が届いた。

近江の前田高孝監督は、試合前日の7日、予想を上回る快進撃で遠征費が底をついたことを明かし、メディアの前で「クラウドファンディング」を宣伝した。目標金額は1000万円。監督の宣伝前は100万円を超える程度だったが、みるみる支援が広がり。正午までに目標の1000万円を突破。午後0時半時点で1026万4600円、支援者数は1740人に上った。

寄付は1000円、3000円。5000円、1万円のコースがあり、8000円以上の支援で、近江ブルーの近江高校と、彦根のゆるキャラ「ひこにゃん」の初コラボ品の返礼品がある。

近江は青森山田を「ラスボス」と位置付けていえる。ラスボス討伐を前に、最高の「補助アイテム」受け取った。