J1サガン鳥栖が25日、沖縄・読谷村でトレーニングキャンプをスタートした。雪に見舞われた“極寒”の九州北部を離れて移動。現地到着後、さっそく午後から練習した。

川井健太監督(42)は、新体制発表で宣言した「J1のクラブ史上初タイトル奪取」へ向けて、就任3年目の真価が問われる覚悟の沖縄入りだ。

チームは今月16日に始動。2月11日までの沖縄キャンプ期間中、川崎フロンターレ、ガンバ大阪、浦和レッズ、北海道コンサドーレ札幌との練習試合が組まれている。

指揮官は「いいキャラクターの選手がそろった。鳥栖のスタイルに合い、昨年よりプラスアルファを持つ選手たち」として、手応えを感じている新加入14人を加え、精度の向上を図る。

川井監督は「シーズン前に描いたものに近い選手像がある。キャンプに入って、しっかりやりたいことを落とし込む」と話しており、温暖な地で、さらに新戦力を融合させて、攻守にアグレッシブなスタイルの構築を加速させる。