新監督に元オーストラリア代表のキューウェル氏を迎えた横浜が、2点のリードを守れず、バンコクU(タイ)と引き分けた。

4-3-3の攻撃的布陣で挑み、前半18分に左コーナーキックからFWエウベルの右足弾で先制。同24分には新加入のDF加藤蓮の左からのクロスから、MF渡辺皓が左足で流し込み2点をリードした。

宮崎キャンプの練習試合ではJ2の3チーム相手に合計16得点。2-1の後半は我慢の時間が続くも、途中出場のMF宮市が3度の決定機を決めきれず。逆に後半ロスタイムに新潟から加入したDF渡辺泰のボールロストから痛恨の失点。さらにDF松原が相手へのファウルでレッドカードで一発退場となり、痛い引き分けとなった。

21日にはホームで第2戦を戦う。1得点の渡辺皓は「試合はまだ半分残っている。修正してホームで別物の試合を見せて、必ず勝って次に進みたい」と切り替えを強調。初陣で逃げ切りに失敗したキューウェル新監督は「本当にタフだった。どのチームにも差はないことがしっかりと見えた」と振り返った。

【ACL】横浜、敵地でバンコク・ユナイテッドにドロー キューウェル監督初陣飾れず/ライブ詳細