FC東京の元日本代表DF長友佑都(37)が、実に14シーズン5103日ぶりの開幕スタメンでフル出場した。
右サイドバック(SB)で試合の頭からピッチへ。2010年3月6日の横浜戦以来(味スタ)となるオープニングマッチ先発で、勝ち点1に尽力した。
10年夏にセリエAチェゼーナへ移籍。インテルミラノ、トルコ1部ガラタサライからフランス1部マルセイユを経て、古巣で11季ぶりの国内復帰を果たした21年は9月の加入。22年の川崎フロンターレ戦(等々力)と23年の浦和レッズ戦(味スタ)はともに途中出場だったが、今年は名を連ねた上に健在を示した。
X(旧ツイッター)では「スタメン、ブラボー」とメンバー発表時から大盛り上がり。試合後も「今年も開幕にバッチリコンディションを整えてくる長友佑都には感服した。まだまだいけるな」など称賛の投稿が相次いだ。
また、ブンデスリーガのドルトムントやプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなど、長友と同じく海外挑戦の時間が長かった、盟友のセレッソ大阪MF香川真司(34)も10年3月7日の大宮戦以来5102日ぶりに復帰した。昨季の新潟戦は途中出場だったが、この日は後半33分までプレーした。14年、18年のFIFAワールドカップ(W杯)に同時出場した熱い競演を繰り広げた。