37歳で日本代表復帰したFC東京DF長友佑都が、先制点を挙げた。前半28分に、今季初ゴール。MF松木玖生、FW荒木遼太郎らがつなぎ、最後は左サイドバック(SB)のバングーナガンデ佳史扶がグラウンダーで出したパスに、右SBの位置から中央に走り込んでいた長友がゲット。受けたボールを右足で浮かせ、そのまま右足ボレーでゴール左上に蹴り込む美しい得点だった。

14、15日に発表されたU-23日本代表のフィールドプレーヤー全3人から、A代表1年3カ月ぶり招集の長友へパスがつながった。

代表復帰に際して「常に僕の憧れであり、誇りである日本代表でふたたび戦うことができる喜びと、厳しい戦いが待っている危機感があります。これまで東京でやってきたことが間違っていなかったことを証明するために全力で戦います」と話していた熱血漢・長友が、まだ今季2分け1敗のクラブに初勝利をもたらすべく均衡を破った。

4分後には、荒木が今季4戦4発となる追加点を挙げた。福岡は今季3戦1失点の堅守を誇っていたが、日の丸を背負う男たちが破り、圧倒している。

【動画】37歳長友佑都が決めた 左からのクロスに合わせ代表復帰を自ら祝う先制ゴール