Jリーグは19日、都内で社員総会及び臨時理事会を開き、野々村芳和チェアマン(51)の2期目の続投を正式に決めた。任期は2年。同チェアマンは「最初の2年で、ガバナンスを変えるとか、シーズンのスタート時期を変更するなどがあった。(シーズン移行は)26-27シーズンから変わる。これから2年間、それを実現するフェーズに入る。なるべくスピード感を持って多くの人と相談しながら、世界に遅れないように進めていく」と話した。

また23年は当初、7億6000万円の赤字予算を組んだが、25億5000万円の黒字になったことも発表した。担当者によると「23年はコロナ禍の影響が継続することを前提に予算を組んだが、新型コロナウイルスの分類変更などがあり、検査費用の減少や入場収入などがあった」という。

またこの日、体調不良で欠席した小野伸二特任理事(44)はJリーグに「サッカーの楽しさをさらに広く伝えたい」とコメントした。