川崎フロンターレは3試合連続無得点に終わり、2連敗で3試合ぶり今季3勝目はならなかった。通算2勝1分け5敗で16位と低迷が続く。

鬼木達監督(49)は「サポーターの期待に応えられず残念。選手は気持ちを込めて戦ってくれたし、選手の思いを結果につなげられなかった」と、指揮官として責任を受け止めた。

昨季まで15年間在籍し、黄金時代の中心メンバーだったDF登里享平(33)は今季からC大阪に移籍し、この日は初対戦だった。

試合後、登里があいさつに来た際に、鬼木監督はベテランの体調面を気遣ったという。

「(登里のプレーは)何試合も見たが、C大阪の中心人物。彼が試合のキーとなっている。相手からしたら非常にいやな選手。けがなくやれているのも、相手チームだが、非常に喜ばしいこと。そこを抑えて、しっかり勝ちたかったのが本音でした」

敗れはしたが、C大阪や登里に対し、リスペクトを持った会見だった。

【J1スコア速報】はこちら>>