V・ファーレン長崎が徳島に引き分け、8年ぶりのJ1復帰を決めた。アウェーで徳島ヴォルティスと対戦。前節23日にホームで水戸ホーリーホックを下して首位に立ち、最終節でJ1昇格を確定させた。
今季は開幕から4勝2分けの6戦無敗でスタートしたが、その後に3連敗を喫するなど失速。6月16日、就任2年目だった下平隆宏監督との契約を解除した。それまで通算7勝7分け5敗で8位と勝ちきれない試合が多くなり、後任に代表取締役を務める高木琢也氏が就任した。
長崎県出身の高木氏が7年ぶりに監督復帰すると、以降は前節まで12勝5分け1敗と急上昇。23日に2万人以上が集まったホームで水戸との大一番を制して首位に浮上した。
6月以降に主戦力だったMF松沢海斗がベルギー1部リーグのシントトロイデンへ完全移籍し、MF安部大晴がスイス1部リーグのルツェルンへ期限付き移籍したが、それでも高木監督が「このチームの強みは個人のレベルの高さ」と話していたように、ブラジル人MFマテウス・ジェズスらがゴールを量産。今季加入の元日本代表MF山口蛍は中盤でチームを引き締めた。その戦力はJ1レベルといえた。
昨年10月から約2万人収容の新スタジアムの「ピースタ」で戦い、今季のホーム平均入場者数はクラブ史上最多1万5877人。初めて1万人を超え、総入場者数も30万人を突破した。昨季はクラブ記録のリーグ戦22戦無敗と勢いに乗りながら夏場以降に失速して昇格を逃したが、今季は力強いサポーターとともに上昇気流に乗り、J1復帰を成し遂げた。



