サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センターは20日、東日本大震災で損壊したJリーグ5クラブのホームスタジアムの修復など緊急復興支援事業として、くじの収益から総額約7億1000万円の配分を決めたと発表した。

 施設整備の支援ではJ1の仙台、鹿島、大宮、J2の水戸、栃木の各本拠地競技場に対し、上限1億円を助成して総額約3億8000万円を配分。

 スポーツを通じて被災地の子どもたちを支援する活動に総額約3億3000万円を充てる。このうち、日本体協や日本オリンピック委員会(JOC)が中心となって小学校で選手が訪問授業を行うプロジェクト「笑顔の教室」の支援事業に、約1億9700万円が助成される。