<J2:神戸3-3岡山>◇第11節◇28日◇ノエスタ

 神戸がラスト10分から3点のリードを追いつかれ、岡山と引き分けた。

 前半7分、FW田代有三(30)が先制点。同34分にMF杉浦恭平(24)がPKで移籍後初得点を挙げると、同38分には田代がDF相馬崇人(31)からのクロスをダイレクトボレー。3点をリードして前半を終えた。

 だが終盤の後半39分、40分に立て続けに失点。1点差に迫られると、ロスタイムの同48分にまさかの同点ゴールを献上し、ホームで痛い引き分けとなった。

 3人の選手が交代した後、DF相馬が負傷退場。3失点目は1人少なくなった後の出来事で、安達亮監督(43)は「勝てる試合だった。失点してから明確な指示が出せなかった。選手交代を含め、私の経験のなさです」と、悔しさをかみ殺すように話した。

 プロ初先発となったDF金聖基(24)も「相手の勢いに負けてしまった。勝てなかったのはDFの責任」と、引き分けを悔しがった。