<J2:神戸4-0福岡>◇第31節◇25日◇神戸ユ

 2位神戸が2連勝を飾った。前半4分にMF森岡亮太(22)が2戦連発となる先制弾。同44分には8戦ぶりに先発したMF杉浦恭平(24)が絶妙のトラップから追加点を挙げた。後半には途中出場のFW小川慶治朗(21)が3点目、さらにFWポポ(34)もPKで4点目。その後、相手GKが一発退場になると、一方的な展開になった。

 敵地で2連敗の後、ホームで2連勝。この日はハーフタイムに1000発の花火が打ち上げられ、華やかな一戦になった。

 大勝劇にもMFポポは「(福岡とは)相性が良かった」と話す一方で「あれだけ決定機を外したのは反省すべき」と、勝ってかぶとの緒を締めた。

 完封勝利を演出したDF岩波拓也(19)は「早い時間に点が取れたことが良かった」と笑顔で話した。

 また、MFマジーニョ(25)が負傷交代する不運があり、安達監督は「筋肉系(の故障)だと思います。明日以降、診断結果が出る」と説明した。

 この日、引き分けた首位G大阪との勝ち点は5差に縮まった。