<J1:川崎F5-4C大阪>◇第20節◇16日◇等々力

 川崎Fが5得点で撃ち合いを制した。

 先制したのはC大阪。前半5分、DF丸橋祐介(23)の左クロスにFW南野拓実(19)が頭で押し込み、今季初得点を挙げた。

 だが川崎Fは前半10分、FW大久保嘉人(32)の縦パスに抜け出したFW小林悠(26)が、右足でゴール。3分後にはCKを大久保が右足で押し込んで鮮やかに勝ち越した。さらに同26分、FWレナト(25)が自ら獲得したPKを沈めると、前半終了間際にはMF中村憲剛(33)が滑り込みながら追加点。1点差に迫られた後半36分には小林がこの日2点目を右足で決めた。

 リーグ戦で8戦勝利がないC大阪は3点ビハインドで迎えた後半4分、右クロスを丸橋が押し込み1点を返す。29分にDF藤本康太(28)に決めて1点差。2点差で迎えた40分にはFWフォルラン(35)が決めて再び1点差まで詰め寄ったが、5失点は重すぎた。