次節、名古屋戦(22日、瑞穂陸)に向けた19日の紅白戦で、J1清水の長谷川健太監督(43)は、新布陣をテストした。前節まで左サイドハーフのMF枝村と、ボランチだったMF山本真のポジションを入れ替えた。「まだ、分からない。迷っている」としながらも「枝村はゴール前に入ってくるから攻撃に迫力が出る。真希はクロスの制度が高い」と手応えを口にした。

 タイミング良くゴール前に飛び出しチャンスを演出した枝村も「サイドでは、あまりボールを受けられなかった。ボランチに入った方がボールに触る回数が増える」と好感触。指揮官は「より攻撃を活性化させながらバランスを保つことが大事になってくる」と、今季初得点、初勝利に向け力を込めた。