神戸が岡ちゃんに慰められた。最下位に転落した神戸三浦俊也監督(46)が2日、日本代表の岡田武史監督(53)と電話で話したことを明かした。岡田監督は鼻骨骨折したFW大久保の状態をチェックするため前日1日の新潟戦(ホームズ)を視察。その後に三浦監督に電話をかけた。「(会話の)内容については岡田さんから絶対に言うなと言われたのでね」と詳細は隠したが、「慰められたね」とポツリともらした。

 三浦監督は、岡田監督から4バックの戦術や守り方の意見を求められたこともあるほど親交が深い。日本代表は今年に入り結果が出ず、逆風にさらされた。2人とも監督業の苦しさを痛感しているだけに会話は、弾んだようだ。次節5日は17位湘南(平塚)と対戦。最下位脱出へ、三浦監督は「失点しても下を向かないようにしたい」と気持ちを高ぶらせた。【奈島宏樹】