磐田が3日、愛媛FCしまなみとの天皇杯2回戦(5日=ヤマハ)に向けて練習を再開。フィジカルトレーニングなど約1時間半の練習を行った。1日のナビスコ杯仙台戦から中3日と過密日程。加えて11日のリーグ戦まで中2日での戦いが続く。柳下正明監督(50)は「だいぶ疲れがあるので、動ける選手で臨みたい」として「荒田はチャンスを与えてもう1度良い状態に戻って欲しい。山崎も仙台戦で自分の持ち味が出ていた」とFWの荒田、山崎の先発起用を示唆した。

 山崎は今季公式戦初先発。荒田も6月6日のナビスコ杯の清水戦以来と、なかなか出番が回ってこなかった。そんな状況にも、互いに居残りのシュート練習や体幹を鍛えるなど、常に準備をしてきた。「状態は良い。とにかく結果(得点)が欲しい」。ゴールに飢えた2人は、何度も同じ言葉を繰り返した。【前田和哉】