C大阪が11日、宮崎入りし、春季キャンプをスタートさせた。レビークルピ監督(57)は選手に最初の1週間、外出を禁止することを通達。グラウンド外でも選手たちの体調を徹底管理する“鬼キャンプ”でACL制覇を目指す。

 昨年までは、練習が半日で終わる日にはチームで映画を見に行くなどしていたが、今年は違った。監督は「休養も練習の一環として考えなければいけない。今年は練習試合を多く組んでいるので、体調を管理する」と明言。「外出は基本的にはさせない」と話し、選手たちは空き時間も宿舎でのマッサージなどに費やし、コンディションを高めていく。

 この日は昼前に霧島・新燃岳が噴火。宮崎市内にも火山灰が降る中でのスタートとなったが、練習には支障はなし。22日までの間に6試合の練習試合を行い、今季初戦となる3月2日のアレマ戦に向けて仕上げていく。【福岡吉央】