J2京都に移籍した元日本代表FW大黒将志(33)が「掛布の31番」で大爆発する。30日、京都・城陽市内で開かれたチームの激励会と入団会見に出席した。背番号は、プロ野球阪神の掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(DC)が現役時代に付けたのと同じ「31」に決定。大黒は「掛布さんにあやかりました」と笑顔だ。日本代表として、05年2月のW杯アジア最終予選北朝鮮戦で劇的決勝弾を決めた時も「31」。縁起のいい番号で、新天地の再スタートを切った。

 G大阪でリーグ制覇した05年以来、9年ぶりの関西復帰。中国・杭州緑城からの期限付き移籍になるが「関西の空気は最高っすね~」としみじみ。会見では小学生時代に掛布DCの自宅をアポなし訪問した裏話を激白し、その数カ月後に道端で偶然見つけてサインをもらった逸話まで披露。「ゴールを取るのが仕事。1、2位で自動昇格したい」と大活躍を誓った。