サッカー日本代表は17日、国際親善試合カナダ戦(UAE)に臨む。W杯カタール大会開幕前最後の実戦。強豪ぞろいの本番に備え、森保ジャパンは安定した守備に重きを置いた4-2-3-1を基本陣形とする。この一戦は、23日の初戦ドイツ戦に向けた最終仕上げの場となるが、コンディション不良をかかえる選手が相次ぎ、理想のテストが行えない現実もある。チームの現状は? 注目しておくべき選手は? ポジションをDF、MF、FWの3つに分け、カナダ戦のチェックポイントを探った。【日本代表取材班】
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中盤でも、選手事情はボランチとその前の2列目で大きく異なる。まず厳しい状況なのがボランチ。ドバイ入りしていない遠藤航(29)、守田英正(27)はW杯本番でスタメン起用が有力視されるコンビ。攻守のつなぎ役となる重要なポジションだけに、ドイツ戦を想定した戦いをするにしても2人がそろって欠けるのは痛い。カナダ戦で先発する田中碧(24)も右膝の故障明け。コンディションに問題がないのは柴崎岳(30)のみと台所事情は苦しい。
森保監督は柴崎と田中をカナダ戦で先発させる意向。またクラブではボランチで好調の鎌田大地(26)についても「試合を見て」と含みを持たせた。2列目は三笘薫(25)のコンディション不良があってなお充実。トップ下の1番手は鎌田だが、久保建英(21)や南野拓実(27)ら輝ける選手は多い。大胆に鎌田を試すことも視野に入るほどに、故障禍のボランチは頭を悩ませる状態にある。


