サッカー日本代表は17日、国際親善試合カナダ戦(UAE)に臨む。W杯カタール大会開幕前最後の実戦。強豪ぞろいの本番に備え、森保ジャパンは安定した守備に重きを置いた4-2-3-1を基本陣形とする。この一戦は、23日の初戦ドイツ戦に向けた最終仕上げの場となるが、コンディション不良をかかえる選手が相次ぎ、理想のテストが行えない現実もある。チームの現状は? 注目しておくべき選手は? ポジションをDF、MF、FWの3つに分け、カナダ戦のチェックポイントを探った。【日本代表取材班】

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正確な左足からのクロスが自慢の中山は、右アキレス腱(けん)のケガで欠場が決まった。この左サイドバックの筆頭候補の不在は手痛い。代役は4度目のW杯となる長友が務めることになる。だが、フィールドプレーヤー最年長の36歳で、体力的にもフル出場は厳しいだけに、ここは23歳と若い伊藤との2人で穴を埋めることになりそうだ。所属クラブではCBを担う伊藤は中山と同じ左利きでスピード、キックの精度、攻撃参加も期待できる。身長188センチと高さもあり、万能型DFとして、カナダ戦で途中出場する可能性は高そうだ。

CBはキャプテン吉田、アーセナルで活躍する冨安の2枚看板が基本の布陣。ただ、冨安は合流前に右太もも裏を故障し、最近まで別メニュー調整を続けておりカナダ戦は欠場。右膝の故障から実戦復帰したばかりの本職CBの板倉がこの穴を埋め、試合勘を戻して本番への備えとしたい。