サッカー日本代表は17日、国際親善試合カナダ戦(UAE)に臨む。W杯カタール大会開幕前最後の実戦。強豪ぞろいの本番に備え、森保ジャパンは安定した守備に重きを置いた4-2-3-1を基本陣形とする。この一戦は、23日の初戦ドイツ戦に向けた最終仕上げの場となるが、コンディション不良をかかえる選手が相次ぎ、理想のテストが行えない現実もある。チームの現状は? 注目しておくべき選手は? ポジションをDF、MF、FWの3つに分け、カナダ戦のチェックポイントを探った。【日本代表取材班】

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ゴールに一番近い1トップに基本的な役割はもちろん得点。さらに前線の起点となり、ボールを収めて味方のフォローを待つキープ力が求められる。そのポジションに誰が入るか。前田大然(25)は9月のドイツ遠征で存在感を発揮。米国戦では爆発的なスピードと持ち前の強力なプレスで、相手を自由にさせなかった。

カナダ戦でも前田のスタメンが有力。森保監督は9月に右膝内側側副靱帯(じんたい)を損傷した浅野拓磨(28)の先発を明言している。本職はFWだが、森保ジャパンでは左MFのポジションに入ってプレーすることも多かった。今回も同じ起用法になることも考えられる。負傷後は実戦復帰しておらず、コンディションを見定めることが目的だろう。また上田綺世(24)も好調。今年7月に海外に渡り、ベルギーで今季ここまで17試合の出場で7得点と波に乗る。カナダ戦での途中出場の可能性もありそうだ。