2大会ぶり11度目出場のオランダ(世界ランク8位)が、終盤に2得点を決めて初戦を飾った。
0-0のまま終盤へ。後半39分にゴール前へ斜めに走り込んできたFWハクポ(23=PSV)が、F・デヨング(25=バルセロナ)からのクロスを、GKより先に頭で合わせて先制した。
8分間の長い後半ロスタイムには、GKノペルトのロングフィードをつなぎ、FWデパイ(28=バルセロナ)が左足ミドルシュート。相手GKがこぼしたボールを、MFクラーセン(29=アヤックス)が左足で押し込んだ。
守っては世界最高レベルのDFファンダイク(31=リバプール)を中心にセネガルの猛攻を防ぎ、この日が代表デビューとなった28歳の苦労人GKノペルト(ヘーレンフェイン)が好守を連発した。
オランダは過去3度の準優勝(74、78、10年大会)。ファンハール監督とともに、悲願の初優勝へ好発進。次戦は25日(日本時間26日)にエクアドルと対戦する。
絶対的エースのFWサディオ・マネ(30=バイエルン・ミュンヘン)が故障で大会を欠場することになったセネガル(18位)は、オランダと互角の戦いを演じながらも黒星発進。次戦は25日に開催国カタールとぶつかる。