21-22年シーズンのプレミアリーグ得点王のソン・フンミン(孫興民、30=トットナム)が、骨折のアクシデントから1カ月足らずでW杯の舞台に立つ。自身3度目のW杯の初陣に、スタメン出場する。

今月1日に悲劇が襲った。欧州チャンピオンズリーグ(CL)のマルセイユ戦で相手選手と空中戦で激突。左目付近を骨折し、下を向きながらピッチを後にした。翌2日には、クラブから近日中に手術を受けることが発表され、W杯出場を危ぶむ声がささやかれた。

しかし、その1週間後には自身のインスタグラムで「たった1%でも可能性があるなら、私はその可能性を信じる」という趣旨の言葉をつづった。16日にカタール入りすると、黒色のフェースガードを着用して練習に初参加。負傷から半月ほどで復帰し、復活への道筋を示した。

23日の前日会見で、パウロ・ベント監督は「孫興民は出場が可能。最終的な判断はゆっくりと決めたい。フェースガードは彼にとってそれほど不便ではなく、ごく普通のことだと思う」と出場を示唆していた。

骨折から24日。過去2大会で3ゴールを決めている背番号7は、ピッチに戻ってきた。韓国は過去のW杯で南米勢に5戦未勝利だが、3大会ぶりの1次リーグ突破へ、エースが引っ張る。