FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグE組で、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング24位の日本は、1日午後10時(日本時間2日午前4時)から同7位のスペインとの最終戦に臨む。

国際Aマッチでは01年に親善試合で1度だけ対戦し、日本は0-1で敗戦。当時の日本のFIFAランキングは42位で現在よりも下位。スペインは今と同じ7位だった。

日本が今大会の初戦で逆転勝ちしたドイツは11位だったが、国際Aマッチで1桁順位チームとの対戦は今回のスペイン戦が42試合目。過去の戦績は4勝8分け29敗と大きく負け越し、その勝率(白星率)は9・8%となっている。

勝った4試合は以下の通り。

04年4月28日 29位 1○0 チェコ(9位)

10年10月8日 30位 1○0 アルゼンチン(5位)

13年11月19日 44位 3○2 ベルギー(5位)

18年10月16日 54位 4○3 ウルグアイ(5位)

4試合はいずれも親善試合で、W杯本大会に限れば6戦全敗。森保監督は「選手が普段の力を100%出してくれれば結果はついてくる」と話していた。勝率0%からのスペイン撃破へ、積み上げたすべてをぶつける。