スペイン代表のルイス・デラフエンテ新監督(61)が12日に監督就任会見に臨んだ。そのもようをスペイン紙アス電子版が同日、伝えている。

スペイン代表は6日に行われたワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でモロッコ相手にPK戦で敗戦。これによりルイス・エンリケ監督が退任し、U-21スペイン代表監督を務めていたルイス・デラフエンテ氏が後任を務めることになった。

記者からさまざまな質問が飛び交う中、ルイス・デラフエンテ監督は今回W杯メンバーに入らなかったセルヒオ・ラモス(パリ・サンジェルマン)やイアゴ・アスパス(セルタ)などの選手たちを招集するかを問われ、「全員にチャンスがある。我々には形作られているアイデアがあるが、誰に対しても扉を閉じてはいないし、ラモスに関する論争に巻き込まれるつもりもない。全ての選手が選考対象だ」と返答した。

今大会成功しなかったシステムを変更する可能性があるかについては「自分たちのアイデアやモデルを変えることはないが、新たなコンセプトを加えるつもりだ。改善に努め、それに役立つと思うものを取り入れていく。何に対しても閉鎖的ではない」と変化をもたらすことを示唆。そして、「我々はより速いトランジションを心がけ、シュート力をもっと高めていく。改善できることを全て改善していくつもりだ」と具体的に説明した。さらにW杯で好きな代表チームに関して、ドイツ、フランス、モロッコの名を挙げていた。

ルイス・デラフエンテ監督はまたモロッコ戦でキッカーを務めた3人全員が失敗したPKについても言及。「サッカーでは全てのことを練習できる。PKはゲームの一部だ。誰もがPKを蹴るのが得意なわけではないので、スペシャリストが存在する。私はPKを蹴る選手を選ぶのが好きだし、今後もそうしていくつもりだ」と語っていた。

ルイス・デラフエンテ監督率いるスペイン代表はこの後、来年3月に行われる欧州選手権予選で初陣に臨むことになる。(高橋智行通信員)