ポルトガル・サッカー連盟はFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で準々決勝敗退となった同国代表フェルナンド・サントス監督の退任を発表した。14年に就任し、チームを16年に欧州選手権初優勝、19年には欧州ネーションズリーグ初代王者に導いた。

今大会では1次リーグ韓国戦でFWロナウドを交代させた際、悪態をつかれたため、同FWを続く決勝トーナメント1回戦・スイス戦で先発から外した。準々決勝モロッコ戦でもロナウドを先発させず、結果的にチームは敗退。同監督は24年まで契約を残しており、事実上の解任となる。後任には現ローマのモウリーニョ監督の名前が挙がっている。