欧州代表のバルセロナ(スペイン)が、今大会初めてそろい踏みした「MSN」の活躍で4年ぶり3度目の優勝を決めた。

 バルセロナは体調が心配されたFWメッシ、左足を負傷していたFWネイマールが揃って先発。FWスアレスを含めた「MSN」の3人がそれぞれに活躍し、南米代表のリバープレート(アルゼンチン)を圧倒した。前半36分、右サイドDFダニエウ・アウヴェスのクロスをネイマールが頭で落とし、最後はメッシが巧みなシュートで押し込み先制ゴールを決めた。

 後半5分には、中盤からのロングパスにスアレスが抜け出し、独走でDF陣を振り切ってゴール。同23分には、ネイマールの浮いたパスにスアレスが頭で合わせさらに追加点を加えた。バルセロナはその後も攻撃の手を緩めず再三、決定機を演出。圧倒的な力を見せつけ、世界の頂点に立った。