武藤嘉紀のマインツはスペイン2部に降格したオサスナから、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWケナン・コドロ(23)を180万ユーロ(約2億2500万円)で獲得したと、27日に独紙ビルトが報じた。

 コドロは190センチの大型FW。チームマネジャーのルーベン・シュレーダー氏は「ケナンは柔軟性があり、総合力のあるFW。フィジカルに強く、突破力とシュート力が武器だ。それだけではなく技術レベルも高く、ボールキープ力があり、コンビネーションプレーもいい」と評価した。

 一方でおそらく前チームマネジャーのクリスティアン・ハイデル氏の最大の失敗補強となるトドル・ネデレフは放出となる。14年にポテフ・プロフディフから240万ユーロ(約3億円)でマインツに来たが、現段階で獲得に名乗りを出ているクラブがいないことから、クラブはネデレフとの契約を解約。1年間レンタルで戻っていたプロフディフにとどまる見込みだ。